使用可能・不可能を自由に切り替えられるアイテム


テクニックの内容

ここでは、あるアイテムの使用可能・不可能を切り替えるイベントを作成していきます。


<ポケットシェルターの使用可・不可を自由に切り替えられるようにする>

二つのポケットシェルターをアイテムとして作ります。
一つはダミーで、通常物品とします。よって、使用不可のポケットシェルターとなります。
もう一つが本物のポケットシェルターです。これが、使用可能のポケットシェルターとなります。

ここでは、ダミーを「ポケットシェルター(ダミー)」とし、
本物を「ポケットシェルター」とします。

そして、こんなコモンイベントを組みます。
このコモンイベントは、主人公たちが持っているダミーのポケットシェルターと、本物のポケットシェルターを入れ替えるためのイベントです。


コモンイベント(XP用改良版)
名前:使用可/不可チェンジ
トリガー:なし
実行内容:

条件分岐:[ポケットシェルター(ダミー)]を持っている
 ◆変数の操作:[0001:アイテム所持数]=[ポケットシェルター(ダミー)]の所持数
 ◆アイテムの増減:[ポケットシェルター(ダミー)] - 変数[0001:アイテム所持数]
 ◆アイテムの増減:[ポケットシェルター] + 変数[0001:アイテム所持数]
 ◆イベント処理の中断
 ◆
分岐終了
条件分岐:[ポケットシェルター]を持っている
 ◆変数の操作:[0001:アイテム所持数] = [ポケットシェルター]の所持数
 ◆アイテムの増減:[ポケットシェルター] - [0001:アイテム所持数]
 ◆アイテムの増減:[ポケットシェルター(ダミー)] + [0001:アイテム所持数]
 ◆イベント処理の中断
 ◆
分岐終了


アイテムを入れ替えるときは、任意のイベントに下記のものを付け加えます。


コモンイベント:使用可/不可チェンジ


お店では、一度ダミーに戻してください。戻さないと、同じ名前のアイテムがふたつになることがあります。
宝箱等で入手可能にする場合は一度ダミーに戻すか、現在持っているものを追加するかしてください。


稲妻と雷鳴の補足

元のイベントはスイッチを使うものでしたが、スイッチを使わなくても出来るようなので、使わないようにしました。
ちなみに、イベント処理の中断を入れないとアイテムの変換が出来ません。
ダミーを持っている場合はダミー→本物のみ処理をしています。
また、本物を持っている場合は本物→ダミーのみ処理をしています。
イベント処理の中断を入れないとダミー→本物の処理をした後、本物→ダミーの処理をしてしまうので、結局元の状態に戻ります。